ほうざんのもしかするとためになる話

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コンビニの無人化にすることが難しい理由を考えてみた

どうも。

 

他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。

 

最近、コンビニの無人という言葉をよく耳にします。

 

中国では、実際に無人コンビニができているので日本も時間の問題かなと言われています。

 

しかし、私は日本ではコンビニの無人化は難しいことだと考えています。

 

今回は、私のコンビニ店員としての経験を踏まえてその理由を説明します。

 

無人コンビニをつくる上で弊害になること

おそらく、日本では今後、無人コンビニは実現します。

 

ですが、解決するべき課題は多くあります。

 

FFの取り扱い

FFとは、肉まん、おでん、揚げ物などのホットスナックのことです。

 

無人コンビニになった場合、めんどくさいという理由で売り上げが落ちるはずです。

 

現状、FFの商品は店員によってお客様に提供されています。

 

一部、パック販売していますが、常温なので温めを頼むお客様は意外と多いです。

 

もし、無人コンビニになったらどうなるか。

 

店員はいないのでお客様が自由に自分でホットスナックを取ることができます。

 

一見お客様に都合がいいように感じますが、お客様に自分でホットスナックを取ってもらう形式では、スーパーの惣菜コーナーと同じです。

 

また、コンビニのホットスナックは私のコンビニ店員の経験から、昼のランチ時間帯と夕方〜夜の帰宅時間帯によく売れます。また、この2つの時間帯はコンビニは混雑します。

 

もし、無人コンビニになったら混雑した中、ホットスナックを自分で取らないといけません。

 

しかも、レジで店員が取ってくれるという流れもなくなるので、ホットスナックを取りたいお客様が無秩序に群がることになりかねません。

 

そんなことになったら「ホットスナック欲しいけど、まぁ、いっか」というお客様が増えることは予想できます。売り上げの面が良くなるとは思えないです。

 

パック販売にすれば良いのでは?

 

こんな考えもありそうですが、温かさをキープできないので、レンジを使用したいお客様が増えます。

 

しかし、店のレンジの数も限りがあるので、レンジの取り合いになります。

 

結果として、お客様はFFはめんどくさいという印象を持つことになりかねません。

 

タバコとアルコールの販売

無人コンビニでは購入がめんどくさくなります。

 

コンビニといったら豊富なタバコの種類とアルコール類です。

 

これらは、もちろん、未成年は買えません。

 

無人コンビニとなった場合、この問題をどうクリアするのでしょうか?

 

タバコとアルコールの購入の際は、身分証をいちいち提示しないといけないことになります。

身分証を読み取る機械ぐらいは導入するでしょう。

 

タスポみたいな登録制のカードをスキャンすると購入できるみたいなルールも考えられますが、あまり現実的ではありません。カードさえあれば誰でも購入可能だからです。

 

カードを不正売買するなどの悪影響が予想されるのでこのような制度はつくれないはずです。

 

無人コンビニでタバコやアルコール類を買うことはめんどうになりそうです。

 

現在(2019年)は、未成年がタバコなどを買えば、責任は店側に生じます。しかし、無人コンビニになれば、未成年がタバコを買ったとしても責任はお客様に生じることになります。

 

どちらがお客様にとって便利なのかは考えるまでもありません。

 

過剰なサービス

過剰なサービスとは以下のことです。

  • 宅配便のお預かり、受け取り
  • チケット販売や代金支払い

 

これらは、店員なしでは成立しません。

 

宅配便の荷物の保管場所や受け取る際のことを考えるとまず無人コンビニではできないです。

 

有人コンビニでは、レジカウンターの後ろのスペースやバックヤードに宅配便の荷物を保管しています。お客様は、自分の荷物以外は触れることはできません。

 

無人コンビニになった場合、店員がいないので宅配便の荷物はお客様でも取れる場所に保管されることになります。そうなると、お客様は他人の荷物も触れることが可能です。取り間違えの誘発です。

 

受け取り方がわからないお客様は、横着をしたがるので勝手に荷物を持っていくでしょう。

 

私は、コンビニの店員として、宅配便の受け渡しを何回もやってます。受け取りの際はバーコードのついたレシートを発行するなどお客様側でやっていただかないといけないことがあります。

しかし、そのやり方を知らないでくるお客様は多く、ほとんどのお客様が「荷物はあるのでしょう?だったらさっさと渡して」と言わんばかりの態度です。

 

無人コンビニになったら、宅配便の荷物受け取りで、所定の手順を守らないお客様は必ず出てきます。

 

チケット販売や代金支払いについても、とにかくやり方がわからないというお客様が多いです。

 

番号が必要なのに、控えていないことが多いです。最悪の場合、「なんとかしろ」とサポートセンターに電話させようとします。

 

無人コンビニになったら、「わかりにくい」とか「不便だ」いうクレームがたくさんありそうです。

 

そもそもコンビニは接客に力を入れている

コンビニで働くとわかることですが、コンビニは接客にうるさいです。

 

いい接客をすればお客様は気持ちよく買い物ができる、などとコンビニの本部の人間が言うわけです。

 

お客様からもクレームで「あそこの店の店員の態度が悪い」などとやたら接客に注文をつけてきます。

 

コンビニが無人化を目指すのであれば、接客などどうでもいいことです。

 

それでも、マニュアルにびっしりと接客について書かれています。

 

もはや、コンビニがどこに進みたいのかがわからないです。

 

無法地帯のトイレはどうするのか?

トイレは利用マナーの悪さが如実に出ます。

 

トイレ掃除をすると、ゴミは当たり前に捨てられていて、あり得ない汚れ方にうんざりします。正直、トイレの使い方がわからないのかと思うこともあります。

 

無人コンビニになったらトイレを無くす必要があります。

 

無人コンビニにトイレがあったらと思うと想像したくないですが、公衆トイレと同じ状態になります。その近くに平気で食べ物が売られている空間が気持ちいいわけがありません。

 

防犯対策の金をどうするのか?

日本のコンビニは、サービスが多岐にわたるので、その分セキュリティ対策は重要になります。

 

様々な面から対策を考えないといけないので、費用も膨大でしょう。

 

そのお金どこから出すのですかね。

フランチャイズ店舗の売り上げからですよね。

本部はフランチャイズ店舗からどれだけお金をむしりとろうと考えているのでしょうか。

 

最後に

コンビニ無人化の実現。

 

少し考えてみれば、私のようなコンビニ店員の経験者でなくても、難しいそうなことくらいは想像できます。

 

1つ言えることは、無人コンビニが当たり前になるのは10年後でも怪しいのではないかと言うことです。

 

私は、コンビニの無人化に反対しませんが、敢えて無人化しないことがいいのではないかと考えいます。

 

その理由はまた別の記事で紹介します。

 

それでは。