ほうざんのもしかするとためになる話

少しでも役立つ情報を掲載できればと思っております。

【実話】コンビニであったエグい話

どうも。

 

他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。

 

私は、コンビニでアルバイトをしていたのですが、その中でも最強と言っていいほどエグいことがありました。今回はそんな話を書きます。

 

登場人物の紹介

登場人物を紹介しておきます。

店長

悪の権現です。この人が全ての発端です。ちなみに女性です。

アルバイト店員①(以下Y)

勤務年数が長いベテラン店員で、店長とは仲が良いです。こちらも女性です。

アルバイト店員②(以下J)

古参のアルバイト店員です。生活保護一歩手前のヤバいジジイですが、今回の話の被害者です。

コンビニオーナー(以下オーナー)

話の舞台となるコンビニのオーナーです。店長とは仲が悪く、店にもあまり立ち寄らなかったのですが、本格的に店の巡回をすることになり事が明るみになった。

 

ちなみに、この話に私は直接関係していませんが、オーナーから包み隠さず話を聞きました。

 

事の発端

店長は、クレジットカード難民でした。

 

毎月のクレジットカードの支払いで給料が全部なくなる、そんな生活だったようです。

 

当然、生活は苦しくなります。しかし、急にお金は増えません。そこで同じ店で働いていたYと共謀してJからお金をだまし取ろうて画策しました。

 

Yもなかなかのクセもの

Yは、以前も店のお金を抜くことをしていました。

 

買ってもいないタバコのカートン(10箱入りのやつ)を返金処理して現金を抜いていました。

 

元々購入事実のないタバコの返金なのですぐにレジが合わなくなりバレてしまいましたが、5万円程は抜かれたそうです。

 

そんな感じで元々手癖の悪いYと店長がタッグを組むわけなので最悪なのは明白です。

 

Jを騙したやり口①

Jはかなりだらしのない人です。

 

家はゴミ屋敷で、まともに働けないけど、オーナーの温情で働かせてもらっているような人でした。

 

そのため、日々の金銭管理もまともにできません。自分が何にお金を使っているかもわからない状態でした。

 

そんなJの性格を店長はよくわかっていました。

 

そこで店長はJにこのように提案したそうです。

 

店の金庫にあんたの給料預かっておくから、それで金銭管理しようか?

 

店の金庫にJの給料を保管し、生活費だけを店長がJに渡して残りは貯金する。お金の管理ができない人からすればありがたい方法です。

 

また、Jは普段何だかんだで優しくしてくれる店長のことを信用していたのですんなりと店長の提案を快諾してしまいました。

 

Jを騙した時点で店長の思惑通り

店長はすんなりと、Jを騙すことに成功しました。

 

そのため、Jは銀行のキャッシュカードを店長に預けたのかと思いきや、そうではありませんでした。

 

なんでも、毎月給料日になったら現金で全て引き出し、生活費以外、つまり貯金できる分を店長が預かる(もちろん現金で)という話だったのです。

 

普通に考えれば、ツッコミどころ満載です。残ったお金は銀行に入れておけばそれでいいはずです。わざわざ現金にして他人に預ける必要はないのです。しかし、Jは店長を疑うことなく信じてしまいました。

 

現金で、Jの給料を預かる形になった店長としてはこの時点で勝ちです。

 

もちろん、3ヶ月に1回くらいはJは店長に貯金できた額を聞いたようですが、店長はデタラメなことを言ってごまかしました。Jはそれを信じて店長を疑うことは一度たりともありませんでした。

 

当たり前ですが、店長はJから半ば奪いとったお金を自分の私利私欲に使い果たします。Yもその恩恵を受けていたという流れです。Yは首謀ではありませんが、ことの悪さを知っていて店長側についていたので同罪です。

 

店長の欲がエスカレート

Jは夜勤をやっていたので、そこそこの収入はありましたが、店長からすれば、ほとんどが生活費に消えてしまうため面白くありませんでした。

 

そのため、店長はさらなる悪巧みを企てます。

 

店長とオーナーZの仲は悪く、オーナーはその店舗に行くことを敬遠していたので、店長は実質の支配者でした。店長はその権限を使い、Jが稼ぐことができるようにシフトを作り直しました。

 

Jは夜勤はもちろん、昼勤にもバンバンシフトを入れました。

 

そのため、Jは家に帰る暇が無くなるという事態になり、事務所の床にダンボールを引いて寝る始末です。

 

当時の私は、裏で起きていること(店長がJのお金をせしめること)を知らなかったので、このジジイやべーな、くらいにしか思っていませんでした。

 

結果として、Jの月収はコンビニアルバイトだけで30万円を超えるようになりました。そうなると、店長に入ってくるお金も多くなります。

 

単純に生活費が諸々込みで15万円(Jは物欲がありません。ギャンブルの類は一切やらないかったこともあり、生活費はそこまで必要ありませんでした。)だとすると、店長は毎月、自分の給料にプラスで15万円以上が入ってくることになります。

 

この辺になると、Jは店長の奴隷と化していました。

 

ただ、店長はその辺もわかっていたので定期的にJを食事をご馳走することでごまかしていました。もちろん、Jにご馳走したお金はJの給料です。しかし、Jはそんなことだとは思いもしなかったので、店長いい人だな、と本気で思っていました。

 

 

オーナーが店舗巡回を始めた

今まで、他の社員に任せていた店舗巡回をオーナー自身が行うことになりました。

 

これは、私のいた店舗の売り上げが良かったのでオーナー自身で担当したかったということと、Jへのクレームの改善に乗り出したという理由もありますが、店長が店長を辞めたいと言ったことが大きな理由です。

 

そのため、オーナーは店長を兼任する形で店舗を巡回するようになりました。

 

店長は店長でなくなりましたが、あえて店長と表記します。ややこしくてすみません。

 

営業所長とモめて自ら退職

店長は、オーナーだけではなく、本部の人間とも仲が悪かったです。自分よりも目上の人があまり好きではなかったようです。

 

ある日、営業所長が店舗巡回で来店したときのことです。その日はオーナーもいて事務所で3人で話をしたようです。

 

話の内容と言っても、店の売上に対する話やJのクレームの話など店長には直接関係ない話です。しかし、営業所長は、店舗の責任者(店長ではないが、立場的には1番上だったので)として改善を要求します。

 

すると、店長は無理と即答したそうです。営業所長が何を言っても、できない、無理、と言い続けたそうです。これには営業所長オーナーに、どうなっているんだと怒りました。オーナーは冷や汗ものだったそうです。

 

営業所長は結構怒って、オーナーに、この人(店長)は店員としてふさわしくないなどと、遠回しに辞めさせろと言ったそうです。

 

結局その場はオーナーが平謝りで乗り切ったそうです。

 

そして、この出来事がきっかけで店長は退職を決意します。

 

 

店長は退職とともにYも退職したが、それでも悪行は終わらない

店長は、営業所長との喧嘩を理由なら辞めましたが、ある意味ラッキーでした。オーナーにJとのやりとりがバレる前に逃げることができたからです。

 

そして、店長の後を追うようにYも辞めました。

 

時期的に不自然ですが、Yが残ればJとのやりとりがバレるリスクがあるからです。辞めることはあらかじめ店長とYで計画していたと考えられます。

 

ですが、店長とYがやめた以上Jはお金を取られることがなくなるので安心できると思いますよね?

 

しかし、現実はそう甘くはありませんでした。

 

店長は退職したものの、家は店舗の近くだったので、いくらでもJとコンタクトは取れる状況でした。また、店長はJに退職した理由をオーナーのせいにしていたのでJは店長のことを疑うことはありませんでした。

 

そのため、Jは引き続き店長にお金を預ける行為を続けたのです。ちなみにYは家が遠いこともあり、この時点で関わりはなくなったようです。

 

元々は、店の金庫に預かっておくと言ったお金です。それが店の人間でなくなった人に預けるということはどういうことになるのか、ここを考えなかったJは甘いです。しかし、洗脳とも言えるくらいにJを懐かせていた店長の悪どさを考えるとそうも言えないのです。

 

オーナーの何気ない質問から事態は急変する

オーナーは店長を兼任したので、毎日店舗に巡回にきました。そのため、Jと話す機会も自ずと増えます。

 

元々、オーナーはJにクレームのことで頭を悩ませていましたが、仲が悪いわけではなく、会えば普通に世間話するような間柄でした。

 

ある日事務所でオーナーとJが話をしていたときに、オーナーがJに、たくさんシフト入るから稼いでるでしょ、と冗談交じりで質問をしました。するとJは、そんなことはありません。お金は全然ないですよ、と答えたました。オーナーはJが謙虚になっているだけだと感じたようでそれ以上の追求はしませんでした。

 

しかし、その後オーナーとJの世間話で何度かお金の話になっても、Jはいつもお金がないと言うのでさすがのオーナーも不審に感じたようです。オーナーはJのシフトと時給は把握できるので不審に思うのも無理ないです。

 

そこで、オーナーは、Jに気軽になんでそんなにお金がないのかと質問しました。

 

Jもお金に困っていたのでしょう。オーナーの質問に真面目に答えました。店長とのやりとりのことを全て話ました。

 

オーナーは、話を聞いてすぐに、Jが騙されたとわかりました。そのため、Jと一緒に店の金庫を確認しました。もちろんですが、Jのお金は1円も入っていません。

 

しかし、Jは店長が個人で預かっているのだとオーナーに言いました。するとオーナーは、Jに、今すぐ店長に僕のお金を全部返してとメールして、と言いました。

 

そこで、Jはオーナーの言う通りに店長にメールすると、案の定、すぐには無理と返信してきました。

 

Jはオーナーの指示でその後もしつこく、いつ返せるのか?ちゃんとお金はあるのか?とメールしました。店長はキレながら一度会って話そうと言いました。

 

オーナーはJに店長と会うなと釘を刺して、ひたすらJに、あなたは店長に騙されたと言いました。はじめは、そんなことはないとJは自分と店長を信じようとしましたが、次第に自分と店長のやりとりのおかしさに気づいてきました。

 

そして、Jは店長とメールでのやりとりはしましたが、会うことをやめました。Jは、騙した店長に憎悪を抱き、お金を返してもらおうとしました。

 

しかし、店長は店を辞めてしまい、Jとのお金のやりとりには一切証拠が残っていないこともあり、オーナーはJに取り返すのは無理だと言いました。

 

現在は?

Jは店長からお金を取り返すことは泣く泣く諦めました。

 

そして、そこから再び頑張るという流れになるはずでした。ですが、Jの元々の素行の悪さは治ることがなく、結局オーナーと喧嘩して店を辞めたようです。

 

その後は警備員をやっているとかいないとかでどうなったかは不明です。

 

Jはいくら騙し取られていたのか?

Jは、店長に3年間に渡り、総額で300万円以上騙し取られました。

 

これは、Jの話を聞いてオーナーが算出きた金額です。

 

Jの生活費を15万円、毎月の給料が20〜35万だったとすると、店長は毎月Jの給料から5〜20万円騙し取ったことになります。

 

毎月、15万円を店長にとられていたわけではありませんが、相当な額を取られてしまいました。

 

300万と言ったらサラリーマンの年収近くあります。

 

さすがに、これを聞いたときにはJがかわいそうすぎて言葉が出ませんでした。

 

Jが店長にお金を騙し取られ続けること3年。

 

これは長い時間です。もし、店長がオーナーに店長を辞めたいと言わなかったら現在も搾取は続いていたと考えると恐ろしいです。

 

Jが店長から解放されて本当によかったです。

 

最後に

この店長とJの話は2015年頃の出来事です。

 

昔の記憶を呼び起こして書きましたが、改めて店長の悪行に身の毛が立ちます。 

 

弱い立場の人間を利用してお金を騙し取ることは以外と簡単です。

 

だからと言って、ひと時の欲に負けて悪行を行なってはいけないのだと改めて考えさせられました。

 

それでは。